じょうじょう‐かんてい【情状鑑定】
犯罪者について、犯罪の動機や原因を本人の性格や知能、さらに生いたちにまでさかのぼって分析すること。臨床心理士や精神科医が担当し、面接や心理テストを行って鑑定する。量刑判断の参考にされる。→精神鑑定
じょうちょしょうがいじたんきちりょう‐しせつ【情緒障害児短期治療施設】
軽度の情緒障害のある児童を短期間入所あるいは通所させ、心理療法による治療などを行い社会への適応性を高めるための施設。
じん‐かく【人格】
1 ㋐独立した個人としてのその人の人間性。その人固有の、人間としてのありかた。「相手の—を尊重する」「—を疑われるような行為」 ㋑すぐれた人間性。また、人間性がすぐれていること。「能力・—ともに...
すうり‐しんりがく【数理心理学】
数学的手法を導入した心理学の一分野。統計的な処理だけでなく、数学モデルやゲームの理論によって心理現象を説明する手法などが知られる。
スキナー【Burrhus Frederic Skinner】
[1904〜1990]米国の心理学者。動物の学習の原理を研究。のち、その成果をもとに人間の学習行動を研究し、学習プログラムとティーチングマシンを開発。
スクール‐カウンセラー
《(和)school+counselor》いじめや不登校などの対策として、児童・生徒・保護者・教師の相談にのるために、学校に配置される臨床心理士などの専門家。
スタンダール‐しょうこうぐん【スタンダール症候群】
《Stendhal syndrome》美術的・文化的価値の高い芸術作品を鑑賞した人が動悸・めまい・失神・錯乱・幻覚などの症状を呈する心因性の疾患。フランスの作家スタンダールは、1817年にフィレ...
スタンフォード‐かんごくじっけん【スタンフォード監獄実験】
1971年に米国のスタンフォード大学で行われた心理学の実験。一般人を看守役と囚人役に分け、刑務所に似せた施設で生活させたところ、被験者はそれぞれ与えられた役割に合わせて自主的に行動しはじめたが、...
ストループ‐こうか【ストループ効果】
意味や色の示す情報が干渉し、認知や理解に混乱が生じる現象。被験者が、赤色で書かれた「青」や、青色で書かれた「赤」という文字を見せられ、その文字の色を問われたとき、色名を答えるまでに時間がかかった...
ストレス‐チェック【stress check】
心理的な負担の程度を把握するための検査。 [補説]労働安全衛生法により、常時雇用する労働者が50人以上いる事業所では、年1回、すべての労働者に対して、医師・保健師等によるストレスチェックを実施す...