とび‐どうぐ【飛(び)道具】
1 遠くから飛ばして敵を撃つ武器。弓矢・鉄砲などの類。 2 将棋で、遠くから攻める駒。飛車・角行・桂馬・香車のこと。飛び駒(ごま)。 3 俗に、一般的でない手段。奇抜で人の目を引く方法。「零細企...
と‐ほう【途方/十方】
1 多くの方向。向かう方向。「—を失へる敵どもを」〈太平記・一〇〉 2 てだて。方法。手段。「年よって子を先だて、—があるまい」〈浄・丹波与作〉 3 すじみち。道理。「遠慮を忘れ—なくて、言ふま...
途方(とほう)に暮(く)・れる
方法や手段が尽きて、どうしてよいかわからなくなる。「道に迷って—・れる」
途方(とほう)もな・い
1 道理に合わない。とんでもない。途方途轍(とてつ)もない。「一枚の絵に—・い高値がつく」 2 並々でない。ずぬけている。途方途轍もない。「—・い大酒飲み」 3 手段が尽きて困り果てる。途方に暮...
と‐まどい【戸惑い】
1 手段や方法がわからなくてどうしたらよいか迷うこと。「—を感じる」「—の表情を見せる」 2 入る家や部屋、進む方向などがわからなくてこまること。「博覧会の門口で—でもすると極まりが悪い」〈総生...
どう‐ぐ【道具】
1 物を作ったり、何かをしたりするために用いる器具の総称。「大工—」「家財—」 2 他の目的のために利用されるもの。また、他人に利用される人。手段。「取引の—にする」 3 身体に備わっている種々...
どうさんたんぽ‐ゆうし【動産担保融資】
在庫商品・原材料・機械設備・売掛債権など、動産を担保にした融資。→動産譲渡登記 →不動産担保融資 [補説]不動産を所有していない中小企業の資金調達手段として注目され、導入・普及が進められている。
如何(どう)しようも無(な)・い
1 ほかにどうすることもできない。それ以外に方策がない。「ここまできたら、もう—・い」 2 手段を尽くしても見込みがない。救いがたい。「—・い欠陥」
どう‐せい【動静】
[名](スル) 1 物事の動き。ありさま。ようす。「—を探る」「天下の—」 2 行動したり、行動せずにじっとしていたりすること。「時に随って—するが政事家の活手段」〈魯庵・社会百面相〉
どうとく‐ほうそく【道徳法則】
道徳的行為の基準となる法則。「かくなすべし」という当為の形をとる。この法則を、行為の結果とは独立に、行為そのものを端的に命じるものとして普遍妥当的に実在すると考える義務論的立場や、行為の結果とし...