たいめい‐がっき【体鳴楽器】
それ自体の振動によって音を発する楽器の総称。打つ、振る、こする、はじく、などさまざまな奏法のものがある。木琴・カスタネットなど。→打楽器
たい‐りょう【大領】
《「だいりょう」とも》 1 律令制で、郡司の長官。こおりのみやつこ。おおきみやつこ。 2 大国の領主。「天が下を掌握し、四海に羽打つ—なれど」〈浄・三日太平記〉
た‐うち【田打ち】
春、田植えの準備のため、田を鋤(す)きかえすこと。田を打つこと。《季 春》「水流れきて流れゆく—かな/不器男」
たぎゅうらく【打毬楽】
雅楽。唐楽。太食(たいしき)調で新楽の中曲。舞は四人舞。毬杖(ぎっちょう)を持ち、毬(まり)を打つようすを舞にしたもの。玉会(ぎょくえ)打毬楽。
たく【柝】
拍子木。また、拍子木を打つこと。「庫裏(くり)で夕食を知らせる—が鳴っている」〈倉田・出家とその弟子〉
たく‐せい【柝声】
拍子木を打つ音。
たしだし‐に
[副]《「たしに」の「たし」を重ねて強めた語》確実に。十分に。しっかりと。「笹葉に打つや霰(あられ)の—率(ゐ)寝てむ後は」〈記・下・歌謡〉
たじ‐な・し【他事無し】
[形ク] 1 一つのことに専念して他のことを顧みない。余念がない。「ただ囲碁(いご)を打つほかは、—・し」〈宇治拾遺・一二〉 2 気遣いがいらない。うちとけている。「この五人は我らが仲間—・う話...
たたき【叩き/敲き】
1 打つこと。また、その人。「太鼓—」 2 (「三和土」とも書く)叩き土に石灰や水をまぜて練ったものを塗り、たたき固めて仕上げた土間。のちにはコンクリートで固めた土間。「玄関の—」 3 カツオを...
たた・く【叩く/敲く】
[動カ五(四)] 1 ㋐手や道具を用いて打つ。また、続けて、あるいは何度も打つ。「ハエを—・く」「肩を—・く」 ㋑打って音を出す。「手を—・いて呼ぶ」「太鼓を—・く」 ㋒強く打つ。なぐる。ぶつ。...