せん【擅】
[音]セン(漢) [訓]ほしいまま 独り占めにする。かって気ままにする。「擅恣(せんし)・擅断/独擅場(どくせんじょう)」
せん‐せん【専擅】
[名](スル)自分の思いのままに事を行うこと。「良人に問わずして其名を冒すは—に過ぎ」〈織田訳・花柳春話〉
どく‐せん【独擅】
自分ひとりが思うままに振る舞うこと。
ほしい‐まま【縦/恣/擅】
[形動][文][ナリ]《「ほしきまま」の音変化》思いのままに振る舞うさま。自分のしたいようにするさま。「権力を—にする」「—な空想にひたる」
ほしき‐まま【縦/恣/擅】
[形動ナリ]「ほしいまま」に同じ。「巧みにして—なるは失のもとなり」〈徒然・一八七〉