カルタ‐とり【カルタ取り】
いろはガルタや歌ガルタで、一人が読み札を読むのに従って、場に散らしたそれに対する取り札を取り合って遊ぶこと。
きさご‐はじき【細螺弾き】
キサゴの貝殻を散らして、指ではじき当てる子供の遊び。おはじき。きしゃごはじき。
きょうげん‐ばかま【狂言袴】
狂言で、太郎冠者および商人・百姓などの役のつける袴。紋散らしの模様がある。半袴。
きょう‐ほん【狂奔】
[名](スル) 1 狂ったように走りまわること。「ひづめに火花を散らして、まっしぐらに—する」〈芥川・偸盗〉 2 ある目的のために夢中になって奔走すること。「資金集めに—する」
きんぎん‐じ【金銀地】
金銀の粉を蒔(ま)き散らして研ぎ出した無地の蒔絵。
きんだみ‐じ【金彩地】
蒔絵地(まきえじ)に金粉を蒔き散らしたもの。金粉蒔地(きんぷんまきじ)。金沃懸地(きんいかけじ)。
ぎんだみ‐じ【銀彩地】
蒔絵地(まきえじ)に銀粉を蒔き散らしたもの。銀粉蒔地(ぎんぷんまきじ)。銀沃懸地(ぎんいかけじ)。
くそ‐ま・る【糞放る】
[動ラ四]《「まる」は排泄(はいせつ)する意》大便をする。「その大嘗(おほにへ)をきこしめす殿に—・り散らしき」〈記・上〉
くり‐ようかん【栗羊羹】
小豆の練り羊羹の中に、蜜煮の栗を散らして入れたもの。また、裏ごしした栗あんだけで作った羊羹。《季 秋》
けし‐だま【芥子玉】
芥子粒のような細かい玉を散らした模様。浴衣や手ぬぐいなどの染め模様にする。けしあられ。