しょう‐さん【消散】
[名](スル)消えてなくなること。また、散らしてなくすこと。「霧が—する」「不安を—させる」
しょう‐さん【蕭散】
[名・形動]静かでものさびしいこと。また、そのさま。「水に臨んだ柳並木はまだ枯れがれとして、—な感じを与える」〈藤村・家〉
じつぼ‐さん【実母散】
漢方の家庭薬の一。産前産後・血の道・月経不順・つわりなどに用い、江戸中橋の木谷藤兵衛店を本家として広く流行した。
じょう‐さん【定散】
仏語。定心と散心。瞑想(めいそう)の境地における精神統一と、執着から離れることのない日常的な心。
じょう‐さん【蒸散】
[名](スル)植物体内の水分が体表から水蒸気として排出される現象。葉の気孔で行われるが、クチクラ蒸散もわずかにみられる。
じょう‐はっさん【蒸発散】
土壌面からの水の蒸発と、植物からの水の発散。地上面からの大気中への水の移動をさす。
スペクトラム‐かくさん【スペクトラム拡散】
《spread spectrum》無線通信において、搬送波の周波数帯域を大幅に広げて送信し、受信側で復元する変調技術。干渉や雑音に強く、秘匿性に優れる。第三世代携帯電話の通信方式CDMAのほか、...
スペクトル‐かくさん【スペクトル拡散】
《spread spectrum》⇒スペクトラム拡散
せい‐さん【星散】
[名](スル)星が大空に散らばっていること。転じて、物があちこちに散らばっていること。「土地の—する者は」〈公議所日誌一二〉
せいじょう‐ぶんさん【正常分散】
波長が短いほど屈折率が大きくなるような分散。ある媒質中を進む波の振動数が増加するにしたがって、速度が遅くなる。⇔異常分散。