すきや‐ぼうず【数寄屋坊主】
江戸幕府の職名。数寄屋頭の配下で、将軍をはじめ出仕の幕府諸役人に茶を調進し、茶礼・茶器をつかさどった。御数寄屋(おすきや)坊主。
数寄(すき)を凝(こ)ら・す
建物・道具などに、風流な工夫を隅々までほどこす。「—・した茶室」
す‐こう【数行】
「すうこう(数行)」に同じ。
す‐じつ【数日】
「すうじつ(数日)」に同じ。「—を経(ふ)るうち」〈魯文・高橋阿伝夜叉譚〉
す‐じょ【数女】
《「数」は多数。転じて下等の意》下級の遊女。「分里(ぶんり)(=遊里)の—」〈浮・一代女・二〉
す‐た【数多】
「すうた(数多)」に同じ。「—ノ人」〈日葡〉
す‐ど【数度】
数回。たびたび。すうど。「変な男が有ったものだという観念を—繰り返した」〈漱石・彼岸過迄〉
す‐はい【数輩】
かなりの人数。「—の若党を討たせ、日夜旦暮相挑む」〈太平記・一九〉
すろん‐がくは【数論学派】
⇒サーンキヤ学派
ず‐ず【数珠】
「じゅず(数珠)」に同じ。