たく・る
[動ラ五(四)]《手繰る意から》 1 衣服の袖や裾などをまくり上げる。たくしあげる。たくりあげる。「シャツの袖を—・る」 2 無理に奪い取る。引っ張って取る。ひったくる。「御堪忍とすがり付き、...
たくわ・う【蓄ふ/貯ふ】
[動ハ四]「蓄える」に同じ。「みくしげに—・ひ置きて」〈万・四二二〇〉
[動ハ下二]「たくわえる」の文語形。
たぐ・う【類う/比う】
[動ワ五(ハ四)] 1 同等のものとして肩を並べる。匹敵する。「この世に—・うべきものがない」 2 並ぶ。添う。「たぐひよく—・へる妹を」〈孝徳紀・歌謡〉 3 共に行く。伴う。「雪あられなどの...
たしか・む【確かむ/慥かむ】
[動マ下二]「たしかめる」の文語形。
たしな・む【窘む】
[動マ四]苦しむ。なやむ。辛苦する。「行きてさまよひ、居てなげき、昼も夜も—・みて」〈出雲国風土記〉
[動マ下二]「たしなめる」の文語形。
たす・く【助く/扶く】
[動カ下二]「たすける」の文語形。
たずさ・う【携ふ】
[動ハ四] 1 手を取り合う。連れ立つ。「我妹子(わぎもこ)と—・ひ行きてたぐひて居(を)らむ」〈万・七二八〉 2 ある物事に関係する。たずさわる。「東国武士は夫までも弓箭に—・ひて候へば」〈...
たず・ぬ【尋ぬ】
[動ナ下二]「たず(尋)ねる」の文語形。
たず・ぬ【訪ぬ】
[動ナ下二]「たず(訪)ねる」の文語形。
たそが・る【黄昏る】
[動ラ下二]「たそがれる」の文語形。