あけ‐の‐ひ【明けの日】
1 あくる日。翌日。「—から、真知子は毎日病院に米子を見舞った」〈野上・真知子〉 2 宿直などをした翌日。
あさって【明後日】
《「あさて」の音変化》 1 明日の次の日。みょうごにち。 2 見当違いであること。向くべき方向や判断を誤っていること。「—の方向に走り出す」「—の方を向く」
あさづく‐ひ【朝付く日】
朝方の日。朝日。⇔夕付く日。「—さすや岡べの草の葉に」〈拾玉集・一〉
あさて【明後日】
「あさって」に同じ。「—ばかりに(出立ト)なりて」〈源・明石〉
あさ‐ひ【朝日/旭】
1 朝、東から昇る太陽。また、その光。「—が昇る」「—が差し込む」 2 稲・リンゴ・ナシの一品種。
あした【明日】
《「あした(朝)2」から転じた語》今日の次の日。あす。みょうにち。 [用法]あした・あす——「あした」は「あした天気になあれ」「あしたはあしたの風が吹く」のように、最も日常的に用いられる。◇「あ...
あす【明日】
1 今日の次の日。あした。みょうにち。副詞的にも用いる。「—お宅に伺います」 2 近い将来。未来。「—の世界に希望をかける」「—を担(にな)う若人」 →あした[用法]
あす‐あさって【明日明後日】
《古くは「あすあさて」》あしたとあさって。また、近日中。「—のうちには伺います」「重傷で—の命だ」
あたり‐び【当たり日】
何かが起こるその日。その事に出くわす日。「わらはやみをして、—(=発熱ノ日)に侍りつれば」〈大鏡・序〉
あのひこのひ【あの日この日】
尾崎一雄の私小説。著者が人生の師と仰ぐ志賀直哉や、同世代の作家達との交流を描いた文学回想録。昭和50年(1975)刊。同年、第28回野間文芸賞受賞。