ばん‐とう【晩唐】
中国唐代の文学を4期に区分したその第4期。開成より唐の滅亡まで(836〜907年)の期間。衰亡する唐の混迷した社会情勢のもと、唯美的・退廃的な傾向が支配的であった。主な詩人に杜牧・李商隠らがいる...
ばん‐とう【晩稲】
遅く実る稲。おくて。
ばん‐ねん【晩年】
一生の終わりに近い時期。年老いてからの時期。「幸福な—を過ごす」
ばんねんのちち【晩年の父】
小堀杏奴による随筆。昭和11年(1936)刊行。父である森鴎外との思い出を綴る。
ばん‐ぱつ【晩発】
平均よりもおそく病気の症状などが現れること。遅発。
ばんぱつせい‐しょうがい【晩発性障害】
放射線障害のうち、放射線に被曝後、長い潜伏期間を経て症状が現れる障害。癌(がん)・白血病・白内障・悪性貧血・老化・寿命短縮などがある。晩発性放射線障害。→急性放射線障害
ばんぱつせい‐ほうしゃせんしょうがい【晩発性放射線障害】
⇒晩発性障害
ばんぺい‐ゆ【晩白柚】
《「晩」は晩生、「白」は果肉の色、「柚」は中国語でザボンの意》ミカン科の小高木。ザボンの一種。果実は大きく、最大直径25センチ、重さ4キロにもなる。果皮は薄い黄緑色、小袋に包まれた実は薄い酸味が...
ばん‐ぼ【晩暮】
1 夕方。夕暮れ。「—より満遮士打(マンチエスター)まで、往返十八里の路を行き」〈中村訳・西国立志編〉 2 老年。晩年。
ばん‐めし【晩飯】
晩の食事。夕食。夕めし。