えん‐えん【炎炎】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 火の盛んに燃え上がるさま。「—と燃え盛る市街地」 2 熱気の盛んなさま。「理想は其—たる熱血を煽(あお)れり」〈秋水・兆民先生〉
えん‐か【演歌/艶歌】
《「演説歌」から》 1 明治10年代に、自由民権運動の壮士たちが、その主義主張を歌にして街頭で歌ったもの。のちに政治色が薄くなり、悲恋・心中の人情歌をバイオリン・アコーディオンなどに合わせて歌う...
エンガノ‐とう【エンガノ島】
《Pulau Engano》インドネシア西部、スマトラ島南東部の西岸沖合に浮かぶ島。熱帯雨林に覆われ、サンゴ礁に囲まれる。先住民のエンガノ人が多く居住し、母系社会を維持している。かつて高床式の鳥...
えんくうとんそうきょく【円空遁走曲】
日本の演劇作品。昭和48年(1973)、飯沢匡の作・演出により劇団民芸が初演。
エンクロージャー【enclosure】
1 中世末から近代にかけて、特に英国で、それまで開放耕地制であった土地を、領主や地主が牧羊場や農場にするため垣根などで囲い込み、私有地化したこと。その結果、耕地を失った農民の都市流入や賃労働者化...
えん‐げい【演芸】
公衆の前で演じられる落語・漫才・講談・浪曲・曲芸・奇術その他、庶民的な演劇・音楽・舞踊などの芸。「—会」
えんこう【円光】
生田長江の戯曲。堺利彦の勧めにより執筆したもの。大正6年(1917)雑誌「中外」の創刊号に掲載。大正7年(1918)、有楽座にて劇団国民座が初演。
エンコミエンダ‐せい【エンコミエンダ制】
16世紀から18世紀半ばにかけて、中南米のスペイン植民地で実施された封建的土地支配制度。
えん‐せん【沿線】
鉄道の線路や幹線道路に沿った所・地域。「—の住民」
えんたくものがたり【円卓物語】
平等と友情を期して円卓を囲んだ、アーサー王と配下の騎士たちの、冒険と恋の物語。ケルト民族の伝説であったが、12世紀以降ヨーロッパ各地に広まり、各種の騎士道物語の素材となった。→円卓の騎士