ジー‐エム‐エス【GMS】
《Geostationary Meteorological Satellite》静止気象衛星。昭和52年(1977)から平成7年(1995)にかけて打ち上げられた日本の気象衛星「ひまわり」1〜5...
ジーピーエス‐きしょうがく【GPS気象学】
GPSなどの衛星測位システムの信号を利用し、大気の状態を調べる気象学の一分野。信号の遅延から大気の屈折率に影響を与える水蒸気量を推定し、水蒸気の三次元分布や構造を知る手法などがある。
すい‐しょう【水象】
気象や地震に密接に関連する陸水や海洋の諸現象。洪水・波浪・津波・高潮など。
すい‐び【粋美】
まじりけがなく美しいこと。「その気象…益々—純熟に至れり」〈中村訳・西国立志編〉
すいろ‐し【水路誌】
船の航海・停泊に必要な水路の指導案内資料。航路・港湾の状況、気象・海象などを水域別に詳しく記したもので、海図と併用する。
すいろ‐ぶ【水路部】
海上保安庁の部局の一。水路の測量、海洋気象の観測、海図・水路誌・潮汐表・天測暦などの刊行、船舶交通の安全のための必要な事項の通報などの業務を行う。
すうち‐よほう【数値予報】
天気予報の方法の一。大気の運動などを方程式で表し、現在の状態を初期条件として将来の状態を知ろうというもの。高層気象観測・コンピューターの発達により実用化。→アンサンブル予報
すうちよほう‐モデル【数値予報モデル】
コンピューターで大気の状態を計算する数値予報において、対象とする領域・予測期間・気象現象に応じて設定される数値計算のプログラム。地球全体を対象とする全球モデル、特定の領域を対象とする領域モデルの...
スカラー‐ば【スカラー場】
空間の任意の各点にスカラー量が与えられた場。物理学における温度や圧力を指し、座標系に依存しない。気象分野で、地上の各点における気温や気圧もスカラー場と見なせる。
スコール【squall】
急に吹きだす強い風。多く、数分間で弱まるが、驟雨(しゅうう)や雷を伴うこともある。 [補説]日本では、特に熱帯地方の驟雨をさすことがあるが、本来はその原因となる風速急増の意。世界気象機関は「風速...