かいよう‐びょう【潰瘍病】
細菌の寄生により柑橘(かんきつ)類やトマトなどの葉・茎・果実にかさぶた状の突起やくぼみを形成する病害。
かい‐らん【壊乱/潰乱】
[名](スル) 1 秩序・風俗などを乱すこと。また、乱れること。「風俗を—する」 2 組織などがばらばらに崩れてしまうこと。
かい‐らん【潰爛】
[名](スル)やぶれただれること。また、やぶりくずすこと。「徒に世を—して止むに至りては」〈田口・日本開化小史〉
かい‐れつ【壊裂/潰裂】
[名](スル)破れさけること。くずれこわれること。「干戈(かんか)の禍殆ど将に—せんとす」〈東海散士・佳人之奇遇〉
くえ【崩え/潰え】
《動詞「く(崩)える」の連用形から》土や岩などが崩れること。また、崩れた場所。
ついえ【費え/弊え/潰え】
1 費用。出費。かかり。「—がかさむ」「この商売を為すには莫大の—なれども」〈福沢・学問のすゝめ〉 2 むだな出費。浪費。「十五銭も二十銭も取られてたいした—でもあるから」〈太宰・魚服記〉 3 ...
つい・える【費える/弊える/潰える】
[動ア下一][文]つひ・ゆ[ヤ下二] 1 財物などが使われてひどく減る。「投機で家産が—・える」 2 時間や労力がむだに使われる。「いたずらに歳月が—・える」 3 (潰える)つぶれてすっかりだめ...
つい・ゆ【費ゆ/弊ゆ/潰ゆ】
[動ヤ下二]「ついえる」の文語形。
つ・える【潰える/熟える/費える】
[動ア下一][文]つ・ゆ[ヤ下二] 1 熟しきってつぶれる。「鼻は朱に染みて西洋蕃椒(とうがらし)の—・えたるに異らず」〈紅葉・金色夜叉〉 2 くずれる。ついえる。「崖(きし)ガ—・エタ」〈日葡...
つぶし【潰し】
1 つぶすこと。力を加えて形を変えること。また、そのもの。 2 金属製の器物を溶かして地金(じがね)にすること。また、そのもの。 3 むだに費やすこと。「時間—」「ひま—」 4 「潰し島田」の略。