ろしん‐スプレーそうち【炉心スプレー装置】
沸騰水型原子炉の非常用炉心冷却装置(ECCS)を構成するシステムの一。冷却材喪失事故が発生し、炉心を冷却する能力が低下した場合に、炉心上部から冷却水を散布する装置。
ろしん‐そんしょう【炉心損傷】
原子炉の炉心を冷却する能力の異常な低下、あるいは炉心の出力の異常な上昇によって炉心の温度が上昇し、燃料棒を包む被覆管の相当量が破損すること。燃料損傷。→炉心溶融
ろしん‐ようゆう【炉心溶融】
原子炉の炉心の冷却が不十分な状態が続く、または炉心の出力が異常に上昇することによって、炉心の温度が上昇し、燃料溶融に至る状態。
ろしんようゆうぶつ‐ほじそうち【炉心溶融物保持装置】
⇒コアキャッチャー
ろ‐すい【炉水】
原子炉内の冷却水。一般的には、原子炉圧力容器内の燃料棒に直接触れる水を指す。加圧水型原子炉の場合、一次冷却水に対応する。原子炉水。
ろ‐ぜん【炉前】
炉の前。溶鉱炉や焼却炉など燃焼装置の前。「—作業用の耐熱服」「—で読経する」
ろ‐だたみ【炉畳】
茶室で、炉を切った畳。
ろ‐だん【炉壇】
「護摩壇(ごまだん)」に同じ。
ろてい‐ばい【炉底灰】
⇒主灰
ろ‐とう【炉頭】
囲炉裏(いろり)のほとり。いろりばた。炉辺(ろへん)。