ねんりょう‐ゆ【燃料油】
燃料となる油の総称。特に、石油からつくられるガソリン・灯油・重油・ナフサなどをさす。
ねんりょう‐ようゆう【燃料溶融】
原子炉の炉心が十分に冷却できない、または炉心の出力が異常に上昇することによって、温度が上昇し、燃料ペレットや燃料集合体が溶融して、燃料集合体が形状を維持できなくなる状態。→メルトダウン
ノズル【nozzle】
流体を高速で噴出させるため、先端を細くした筒状の装置。蒸気タービン・燃料噴射器・ペルトン水車やホースの口などに使用。
ノッキング【knocking】
[名](スル)内燃機関で、燃料が異常燃焼を起こし、金槌(かなづち)でたたくような音を発すること。また、その異常燃焼。ノック。デトネーション。爆燃。
はいえんだつりゅう‐そうち【排煙脱硫装置】
化石燃料の燃焼により発生する排気ガスに含まれる硫黄酸化物を除去する装置。吸着剤としてアルカリ水溶液や石膏スラリーを用いる湿式法、活性炭を用いる乾式法などがある。
はいし‐そち【廃止措置】
運転を終了した原子力発電所から使用済み燃料を取り出し、施設を解体・撤去すること。 [補説]取り出した燃料は、再処理工場や貯蔵施設で処理・管理される。施設は、原子炉容器や配管に付着した放射性物質を...
はい‐しょくゆ【廃食油】
使用済みの食用油。廃食用油。 [補説]生活排水として排出すると水質汚染につながるため、回収して石鹸(せっけん)や塗料の原料とするほか、バイオディーゼル燃料やSAF(サフ)(持続可能な航空燃料)な...
ハイブリッド‐システム【hybrid system】
自動車などの複合原動機システム。例えばガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせて、燃料消費と大気汚染を低減する。減速時に熱エネルギーとして捨てられていた車輪の運動エネルギーを発電機で電気に変換...
ハイブリッドねんりょう‐しょうひりつ【ハイブリッド燃料消費率】
プラグインハイブリッドカーで、ガソリンなどの燃料を消費する状態(ハイブリッド走行)に切り替わった際の、燃料1リットル当たりの走行距離。CS燃費。→プラグイン燃料消費率 →複合燃料消費率
ハイブリッド‐ロケット【hybrid rocket】
相が異なる燃料と酸化剤を推進剤とするロケット。ふつう、 固体燃料と液体の酸化剤が用いられる。保管・輸送・運用などの際の危険性が低く、固体ロケットに比べて、比推力が大きい。