ろう‐もん【牢問】
江戸時代の拷問のうち、笞(むち)打ち・石抱き・海老責めの3種の総称。牢問い。
ろう‐や【牢屋】
罪人などを捕らえて閉じ込めておく所。牢獄。牢。
ろう‐やくにん【牢役人】
牢屋で囚人を監視する役人。獄吏。
ろう‐やしき【牢屋敷】
牢獄を構えた一区域の土地。
ろうや‐ぶぎょう【牢屋奉行】
江戸幕府の職名。町奉行の支配下にあって、牢屋・入牢者に関することを取り扱った。代々、石出帯刀(いしでたてわき)が世襲。牢奉行。囚獄。
ろう‐やぶり【牢破り】
囚人が牢を破って逃げ出すこと。また、その囚人。牢ぬけ。脱獄。破牢。
ろう‐ろう【牢籠】
1 引きこもること。勤務につかないこと。「上卿皆以て辞退し—の間、自ら懈怠を致すなり」〈中右記・寛治七年一〇月〉 2 苦しみこまること。困窮すること。「神主—の事ありて」〈著聞集・一〉 3 衰え...