なみ‐もの【並(み)物】
価格・品質などが、普通の程度の物。
なめ‐もの【嘗め物】
嘗め味噌・ひしお・塩辛などの、半固形体の副食物の総称。
なや‐もの【納屋物】
江戸時代、各藩の蔵屋敷などを経て販売された蔵物に対して、民間の商人によって直接売買された米その他の商品。生産者から、荷積問屋・荷受問屋・仲買・小売を経て消費者に渡った。
ならい‐もの【習い物】
1 習う事柄。 2 能・音曲などの芸道や茶道・華道などで、特別の許し(伝授)を得なければ、けいこすることのできない曲や段階。秘事。伝授物。
なら‐もの【奈良物】
⇒奈良刀(ならがたな)
ならわし‐もの【習はし物】
習慣で身につけられるもの。慣れによってどうともなるもの。「人の身も—をあはずしていざ試みむ恋ひや死ぬると」〈古今・恋一〉
なり‐くだもの【生り果物】
果実。また、果樹。
なり‐もの【生り物】
1 田畑からの収穫物。 2 くだもの。果実。また、果実のなる木。
なり‐もの【鳴(り)物】
1 楽器。また、音曲。 2 歌舞伎下座音楽で、三味線と唄以外の鉦(かね)・太鼓・鼓・笛などの楽器による囃子(はやし)または擬音。また、それらの楽器。
なんたい‐どうぶつ【軟体動物】
動物界の一門。体は軟らかく、頭・足・内臓からなるが、明らかな区別はできない。外套膜(がいとうまく)で覆われ、多くは体表に石灰質の殻を分泌する。ヒザラガイ・巻き貝類・ツノガイ類・二枚貝類・頭足類な...