現世(げんせ)安穏(あんのん)後生(ごしょう)善処(ぜんしょ)
《「法華経」薬草喩品から》法華経を信じる人は、現世では安穏に生活でき、後生ではよい世界に生まれるということ。
げん‐せい【現世】
1 ⇒げんせ(現世) 2 完新世(かんしんせい)のこと。地質時代としては現代なのでいう。
げん‐せい【現制】
現在行われている制度。
げん‐せい【現勢】
現在の勢力・情勢。「世界の—」
げん‐せい【現姓】
結婚などにより姓が変わった人の、現在の姓。⇔旧姓。
げんせい‐じんるい【現生人類】
現在地球上に広く分布する人類、およびこれと生物学上同種の化石人類をさす名称。ホモ‐サピエンス。
げんせ‐しゅぎ【現世主義】
1 前世や来世を考えず、現世の生活を重んじる立場。 2 現世での名声や利益を追う一種の快楽主義。
げんせ‐りやく【現世利益】
現在この世で受ける神仏の恵み。現益。
げん‐ぜん【現前】
[名](スル)目の前にあること。目の前に現れること。「新しい社会が—しつつある」
げん‐ぜん【現然】
[形動タリ]明らかに見えるさま。「常に余が想像には—たり」〈透谷・楚囚之詩〉