げんだいしとはなにか【現代詩とは何か】
詩人、鮎川信夫による評論。昭和24年(1949)、雑誌「人間」に発表。以後、雑誌「詩学」「荒地詩集1951」に同じ題の詩論を連続して発表した。
げんだいしんりろんそう【現代心理論叢】
《原題、(フランス)Essais de psychologie contemporaine》ブールジェによる評論。1883年刊行。1886年には続編を発表。
げんだいじん【現代人】
渋谷実監督による映画の題名。昭和27年(1952)公開。汚職に手を染めた官僚の姿を描く。出演、池部良、小林トシ子、山田五十鈴ほか。第7回毎日映画コンクール監督賞受賞。
げんだい‐じん【現代人】
現代に生きている人々。「その上彼には—のもたない強情と我慢がありました」〈漱石・こゝろ〉
げんだいじんのけんきゅう【現代人の研究】
亀井勝一郎による文明評論。昭和25年(1950)刊。
げんだいじんのへんれき【現代人の遍歴】
亀井勝一郎の評論「わが精神の遍歴」の、発表当初の題名。
げんだいせいじしゃかいししゅう【現代政治社会詩集】
《原題、(ドイツ)Neuere politische und soziale Gedichte》フライリヒラートの詩集。1849年に第1部、1851年に第2部を刊行。
げんだい‐っこ【現代っ子】
現代的な考え方・感覚をもつ子供。若者を含めていうこともある。「—は牡丹餅(ぼたもち)など見向きもしない」
げんだい‐てき【現代的】
[形動]今の時代のものとしての新しさがあるさま。現代生活にふさわしいさま。現代風。当世風。モダン。「—な建築」
げんだいのろうどうくみあい【現代の労働組合】
《原題、(ドイツ)Die Arbeitergilden der Gegenwart》ドイツの経済学者ルヨ=ブレンターノの著作。全2巻。1871年、1872年に刊行。別邦題「現代労働組合論」。