のう‐のうよう【脳膿瘍】
脳の実質内に細菌が感染して化膿巣を形成し、膿(うみ)がたまる病気。中耳炎・心内膜炎などの病巣から運ばれた細菌によることが多く、症状は脳腫瘍(のうしゅよう)に似る。
のう‐よう【膿瘍】
化膿性の炎症において、組織が局部的に融解し、膿(うみ)がたまった状態。皮膚・肺・腎臓・肝臓・脳によく発生する。
はい‐のうよう【肺膿瘍】
肺化膿症の一。肺に化膿菌(かのうきん)が感染して膿瘍ができるもの。
ユーイング‐しゅよう【ユーイング腫瘍】
⇒ユーイング肉腫
よう【瘍】
[常用漢字] [音]ヨウ(ヤウ)(呉)(漢) できもの。かさ。「潰瘍・腫瘍」
りょうせい‐しゅよう【良性腫瘍】
腫瘍のうち、発生した場所でのみ緩慢に増殖し、浸潤・転移・再発しないもの。比較的生命に危険はない。