ふざいしゃざいさん‐かんりにん【不在者財産管理人】
家庭裁判所の選任を受けて、行方不明になった人の財産を管理・保存する人。家庭裁判所の許可を得たうえで、遺産の分割や売却を行うこともできる。→相続財産管理人
ふ‐の‐いさん【負の遺産】
1 相続される遺産に含まれる負債。企業などで、過去の取り決めや事件などによって現在に生じている負担。→レガシーコスト 2 比喩的に、次世代に押しつけられる未解決の問題。前任者が責任を果たさなかっ...
ぶつ‐のう【物納】
[名](スル)金銭の代わりに物で小作料や租税などを納めること。「相続税を不動産で—する」⇔金納。
ぶんかつ‐そうぞく【分割相続】
相続人が二人以上いる共同相続の場合に、遺産を相続分に応じて分割し相続すること。また、その形態。
ぶん‐ち【分地】
[名](スル)土地を分けること。土地を分配して相続させること。また、その土地。
ぶん‐ち【分知】
江戸時代、大名・旗本の領地を分割相続すること。幕府の許可を要した。
ぶんちせいげん‐れい【分地制限令】
江戸時代、農民の零細化を防ぐため、所持田畑の分割相続を制限した法令。延宝元年(1673)のものが最初。
へや‐ずみ【部屋住み】
家督相続前の嫡男。また、次男以下で分家・独立をせず、親または兄の家にとどまっている者。
ほうかつ‐ざいさん【包括財産】
財産を構成する権利義務のすべてを包括して一つとして扱う場合の財産。相続財産など。
ほうかつ‐しょうけい【包括承継】
相続・会社合併などで、他人の権利義務を一括して承継すること。→特定承継