いと‐まゆ【糸眉】
糸のように細い眉。鶯眉(うぐいすまゆ)。
うぐいす‐まゆ【鶯眉】
1 江戸時代、公家や武家で、生まれた女子の額におしろいで白い線を描き、眉毛の代わりにしたもの。 2 江戸時代、奥女中が16、7歳ごろから行った引き眉。眉を上下から細くそり、練(こ)ね墨をさしたも...
えんざん‐の‐まゆ【遠山の眉】
遠山の色のようにうっすらと青いまゆ。美人のまゆをたとえていう。
かき‐まゆ【描(き)眉】
墨で眉をかくこと。また、かいた眉。
がさん‐び【臥蚕眉】
眠期の蚕のように、湾曲していて太くたくましい眉。
が‐び【画眉】
まゆ墨でまゆをかくこと。まよがき。まよびき。
が‐び【蛾眉/娥眉】
蛾の触角のように細く弧を描いた美しいまゆ。転じて、美人。「嫁たるものは—を顰(ひそ)めて」〈紅葉・二人女房〉
けむし‐まゆ【毛虫眉】
太く濃い、毛虫のようなまゆ。げじげじまゆ。
げじげじ‐まゆ【蚰蜒眉】
濃くて太い眉。
し‐び【芝眉】
他人の顔を敬っていう語。お顔。