しんごん‐りょうぶ【真言両部】
真言密教の両部(両界)曼荼羅で、理を表す胎蔵界と、智を表す金剛界。
しん‐さく【真作】
まちがいなくその人の作品であること。
しん‐し【真摯】
[名・形動]まじめで熱心なこと。また、そのさま。「—な態度」「—に取り組む」 [派生]しんしさ[名]
しん‐しまり【真締(ま)り】
[名・形動]《「しんじまり」とも》表面は締まりがないようで、心底はしっかりしていること。また、そのさま。「信さんって人は、ぐうたらなようで、—で」〈里見弴・多情仏心〉
しん‐しゃ【真写】
[名](スル)物事をありのままに写しとること。「自然を写すにあたって、出来るだけ客観のままを—し」〈抱月・文芸上の自然主義〉
しん‐しゅう【真宗】
1 仏語。真実の教え。 2 「浄土真宗」の略。
しん‐しょ【真書】
1 《真体の文字の意》漢字を楷書で書くこと。また、その書体。 2 真実の事柄を記した文書・書物。
しん‐しょう【真症】
それにまちがいないと断定された病気。真性。
しんしょたいこうき【真書太閤記】
江戸後期の実録風読物。12編360巻。栗原柳庵編。講談の材となっていた太閤真顕記(しんけんき)その他をまとめた、豊臣秀吉の通俗的な一代記。
しん‐じ【真字】
1 楷書。真書。 2 漢字。まな。