ろう‐せき【蝋石】
1 緻密(ちみつ)な塊状で、蝋のような光沢と触感のある鉱物や岩石。耐火物の原料や紙の平滑剤などに用いる。多く葉蝋石を主成分とする鉱石をさすが、滑石やカオリンなど似た外見をもつものも含めていうこと...
ろう‐そう【踉蹌】
[ト・タル][文][形動タリ]ふらふらとよろめくさま。蹌踉。「石を躡(ふ)み、巌を廻り…—として近(ちかづ)き見れば」〈紅葉・金色夜叉〉
ろうと‐して【牢として】
[副]固くしっかりしていて、動かしたり、変えたりすることができないさま。「此頑固は本人にとって—抜くべからざる病気に相違ない」〈漱石・吾輩は猫である〉
ろうどう‐たいしょう【労働対象】
生産手段のうち、労働過程において人が働きかけて変化を与える対象。原材料・土地・樹木・鉱石など。
ろう‐もん【牢問】
江戸時代の拷問のうち、笞(むち)打ち・石抱き・海老責めの3種の総称。牢問い。
ろうや‐ぶぎょう【牢屋奉行】
江戸幕府の職名。町奉行の支配下にあって、牢屋・入牢者に関することを取り扱った。代々、石出帯刀(いしでたてわき)が世襲。牢奉行。囚獄。
ロウリュ【(フィンランド)löyly】
サウナ風呂の入浴法の一。熱した石に水をかけて蒸気を発生させ、発汗作用を促進する。ロウリュウ。
ロカイユ【(フランス)rocaille】
《小石・砂利の意》 1 ルネサンス期を中心に、庭園に造られた人工の洞窟(どうくつ)。 2 岩・貝などをかたどった曲線状の装飾文様。ロココ美術の基本的要素の一。
ろ‐がん【露岩】
地表から露出している岩石。
ろく‐しょう【緑青】
銅または銅合金の表面に生じる緑色のさび。空気中の水分と二酸化炭素の作用により生じるものは塩基性炭酸銅CuCO3・Cu(OH)2で、古くから緑色顔料として利用。硫黄化合物を含む環境下では、その酸化...