しんけい‐ちゅうすう【神経中枢】
末梢から興奮を受け、また末梢に興奮を伝える中枢神経。働きによって呼吸中枢・運動中枢・言語中枢などとよぶ。
しんけいちょうせつせい‐しっしん【神経調節性失神】
立ち続けるなどして脈拍数や血流量が低下し、脳の血流が悪くなって起こる失神。脳貧血のこと。
しんけい‐つう【神経痛】
末梢の知覚神経の分布領域に沿って痛みを生じる病態。三叉(さんさ)神経痛・肋間(ろっかん)神経痛・座骨神経痛など。
しんけい‐でんたつぶっしつ【神経伝達物質】
ニューロンの軸索末端から放出され、次の細胞を興奮させる、あるいは抑制する物質。アセチルコリン・ノルアドレナリンやドーパミン・セロトニンなど。化学伝達物質。
しんけい‐とうがい【神経頭蓋】
頭蓋のうち、脳や嗅覚器官・視覚器官・聴覚器官などを覆う部分。前頭骨・頭頂骨・側頭骨・後頭骨・蝶形(ちょうけい)骨・鼻骨・篩(し)骨などからなる。脳頭蓋。→内臓頭蓋
しんけい‐とっき【神経突起】
軸索(じくさく)(神経線維)のこと。軸索突起。
しんけい‐どく【神経毒】
体内に摂取されると神経系の障害を起こす毒。フグ・コブラ・ボツリヌス菌・ワライタケなどの毒。
しんけい‐ないぶんぴつけい【神経内分泌系】
特定の神経系と、それと緊密に連絡して活動する内分泌腺の系統。交感神経と副腎髄質、視床下部と脳下垂体など。
神経(しんけい)に障(さわ)・る
不愉快な気持ちを刺激する。腹立たしく思う。「—・る言い方をする」
しんけい‐はい【神経胚】
脊索動物の発生過程で、神経板が現れてから神経管を形成するまでの胚。