だい‐きょうこつきん【大頰骨筋】
表情筋の一つ。頰骨から起こり、口角の皮膚につく。口角を上外側に引き上げる働きをする。
だいたい‐きん【大腿筋】
大腿にある筋肉の総称。大腿二頭筋・大腿四頭筋など、太くて長いものが多い。
だいたいきんまく‐ちょうきん【大腿筋膜張筋】
腸骨稜(ちょうこつりょう)前部と上前腸骨棘(じょうぜんちょうこつきょく)から起こり大腿筋膜に停止する筋肉。腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)を介して脛骨(けいこつ)の外側顆(がいそくか)に達する。股...
だいたい‐しとうきん【大腿四頭筋】
大腿の前面にある最も大きい伸筋。大腿直筋・外側広筋・内側広筋・中間広筋の四つの筋群に分かれ、下腿を伸ばし、股関節(こかんせつ)を曲げる働きをする。
だいたい‐ちょっきん【大腿直筋】
大腿四頭筋の一つ。大腿の前面にある。腸骨の下前腸骨棘(かぜんちょうこつきょく)と寛骨臼の2か所から起こり、他の3つの筋と合流して膝蓋骨底につき、膝蓋靭帯(しつがいじんたい)を経て脛骨粗面に終わる...
だいたい‐にとうきん【大腿二頭筋】
大腿の後面外側にある大きい屈筋。膝(ひざ)を曲げ、外側方にねじる働きをする。
だいたいほうけい‐きん【大腿方形筋】
臀部(でんぶ)の深層にあり、股関節を外旋させる筋肉(深層外旋筋)の一つ。平らな四角形の筋で、骨盤の坐骨(ざこつ)結節から起こり、大腿骨の転子間稜(てんしかんりょう)につく。
だいでん‐きん【大臀筋/大殿筋】
臀部(でんぶ)の表層にある大きな筋肉。ヒトでは特に発達し、直立姿勢の保持や歩行に重要な役割を果たす。仙骨・腸骨・尾骨などから起こり、腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)、大腿骨(だいたいこつ)の殿筋粗...
だいどう‐すじ【大道筋】
大通りの道筋。街道の通り筋。「堺の—に、長崎商ひして」〈浮・男色大鑑・五〉
だい‐ようきん【大腰筋】
腸腰筋の一つ。腰椎から起こり大腿骨(だいたいこつ)の小転子に終わる長大な筋肉。股関節・体幹の屈曲、腰椎・骨盤の安定化などに作用する。 [補説]食肉家畜のヒレ肉はこの筋肉。