りょく‐ふう【緑風】
青葉を吹く、初夏の風。薫風(くんぷう)。
りょくふう‐かい【緑風会】
昭和22年(1947)参議院保守系無所属議員により結成された院内交渉団体。参議院の使命を重んじ、政党の力によらない議会運営を目標とした。同40年解散。
りょく‐べん【緑便】
乳児が消化不良などのときにする緑色の大便。胆汁色素のビリルビンが酸化したビリベルジンという色素による。緑色便。
りょく‐ほう【緑袍】
六位・七位の官人が着用する朝服の上着。緑色の袍で、緑衫(ろうそう)・緑の衣とも。
りょく‐マンガンこう【緑マンガン鉱】
最高品位のマンガン鉱石鉱物。等軸晶系。黄緑・濃緑色であるが、空気中で容易に黒変する。
りょく‐もん【緑門】
祝賀の際などに建てる、常緑樹の葉で包んだ弓形の門。グリーンアーチ。
りょく‐や【緑野】
草木の青々と茂った野原。みどりの野原。
りょく‐ゆ【緑油】
⇒アントラセン油
りょく‐ゆう【緑釉】
陶磁器の釉(うわぐすり)の一。鉛釉(えんゆう)の一種で発色剤の銅の酸化により、鮮やかな緑色を呈する。西洋・東洋で紀元前後から使用される。
りょく‐よう【緑葉】
緑の木の葉。青葉。