アウロラ【Aurora】
ローマ神話の曙(あけぼの)の女神。ばら色の肌、ブロンドの美女とされ、太陽神アポロンの妹。ギリシャ神話のエオスに当たる。オーロラ。
いっかくせんにん【一角仙人】
インド波羅奈(はらな)国で鹿から生まれ、頭に角が一つあったという仙人。 謡曲。四番目物、五番目物。宝生以外の各流。金春禅鳳作。竜神を封じ込めて雨を止めた一角仙人が、旋陀夫人(せんだぶにん)と...
いのち‐とり【命取り】
1 生命、または地位・財産などを失う決定的な原因になる事柄。「—の病気」「失言が—となる」 2 相手の命を奪うほどの美女または美男をいう語。「堺町の名物—め、何の生まれ替はりてあの美しさ」〈浮・...
いばらひめ【茨姫】
⇒眠れる森の美女
イリアス【(ギリシャ)Ilias】
《「イーリアス」とも》古代ギリシャの長編英雄叙事詩。ホメロス作と伝えられる。「イリオン(トロイアの別名)の歌」の意。前8世紀ごろの成立。スパルタの美女ヘレネをめぐる、トロイア軍とギリシャ軍との1...
いろ‐おんな【色女】
1 顔だちのよい女。色気のある女。美女。 2 情婦。愛人。いろ。「ちかごろ変なところに—をこしらえやがってね」〈宇野浩二・苦の世界〉 3 遊女。「かかへの—に、やさしうあたる家賀(かか)はすくな...
うば‐かわ【姥皮】
昔話で、身に着けると老女の姿になるという想像上の衣。脱ぐと、もとの美男か美女の姿に戻り、幸福になるとされる。
オダリスク【(フランス)odalisque】
トルコの後宮(ハレム)の女に仕える女奴隷。18世紀以降の東洋趣味の高揚の中で、後宮の美女は、多く、ヨーロッパ絵画の画題となった。アングルの作品が有名。
おとこ‐ごろし【男殺し】
男を悩殺するほどあだっぽい美女。
かきしゅんじゅう【夏姫春秋】
宮城谷昌光の歴史小説。中国の春秋時代の美女、夏姫をモデルとした作品。平成3年(1991)刊行。同年、第105回直木賞受賞。