むぎしなず【麦死なず】
石坂洋次郎の中編小説。昭和11年(1936)刊行。妻が共産主義運動にかぶれ、愛人の党員作家を追って上京してしまう事態に陥った地方教師の葛藤を描きつつ、昭和初期の左翼活動がはらむ問題を批判した作品。
むげんしょうかいせき【無限小解析】
《原題、(フランス)Analyse des Infiniment Petits pour l'Intelligence des Lignes Courbes》スイスの数学者、ヨハン=ベルヌーイの...
むげん‐わ【無限和】
無限級数の和。数列anに対し、第n項までの和をSnと定義する。もし、nが無限大のとき、SnがSに収束した場合、無限和はSとなる。
む‐しゅぎ【無主義】
主義主張を持たないこと。
む‐しょく【無色】
1 色がついていないこと。「—透明」⇔有色。 2 特定の主義・党派にかたよらないこと。「—の立場」
むしん‐ろん【無神論】
1 神の存在を否定する立場。自然主義・唯物論・無神論的実存主義などがこれに属する。⇔有神論。 2 人格神論(有神論)に対して、汎神論・理神論などをいう。
ムジャヒディン‐ハルク【(アラビア)Mujahidhin Khalq】
《Mujahidhinは「イスラム聖戦を戦う者」の意》イスラム人民戦士機構。イランの反体制派武装組織。イラクに拠点を置き、フセイン政権時代にイスラム社会主義革命を唱えるイラクの支援を受け、イラン...
む‐じゅうりょく【無重力】
重力がないこと。恒星や惑星などの引力・遠心力の影響を受けない状態をいう。 [補説]引力と遠心力が釣り合った状態では、重力が働いていないように見えることから、俗に、無重量と同義にも用いられる。
ムスダン‐リ【舞水端里】
朝鮮民主主義人民共和国、咸鏡北道(ハムギョンブクド)にある町。日本海に突出した地形で、郊外にテポドンなどの弾道ミサイル発射基地がある。旧地名の「大浦洞(テポドン)」がミサイルの名の由来となった。
むすめ‐ぎだゆう【娘義太夫】
女性の義太夫語り。天保年間(1830〜1844)から流行し、明治後半期に全盛。竹本綾之助・豊竹呂昇らが有名。→女義太夫