じろう‐かじゃ【次郎冠者】
狂言の役柄の一。太郎冠者に次ぐ立場の人物。
じんかく‐しゃ【人格者】
すぐれた人格の持ち主。
じん‐しゃ【仁者】
1 情け深い人。 2 儒教の説く仁徳を備えた人。仁人。
すいさん‐もの【推参者】
出しゃばり者。無礼者。
すき‐しゃ【好き者/数寄者/数奇者】
1 物好きな人。好事家(こうずか)。すきもの。「—の間に平七が細工求めたき旨申さるる仁(じん)出来(いでき)」〈露伴・風流魔〉 2 数寄の道に専念する人。特に、茶道についていう。風流人。 3 色...
すき‐もの【好き者/数寄者/数奇者】
1 物好きな人。好事家(こうずか)。また、風流を好む人。すきしゃ。 2 好色な人。色好み。
すぎ‐もの【過ぎ者/過ぎ物】
釣り合いがとれないくらいよいもの。過分なもの。「瀛公(えいこう)は好男(いろをとこ)だ。あの女には—だはな」〈滑・浮世床・初〉
すぎょう‐ざ【修行者】
「しゅぎょうじゃ(修行者)」に同じ。「宇津の山にいたりて…—あひたり」〈伊勢・九〉
すくやか‐もの【健やか者】
強く、しっかりしている者。「—を先に立てて」〈義経記・五〉
すたり‐もの【廃り者】
役に立たない者。すたれ者。「貴方の為に、生涯—に為って了いました」〈小杉天外・初すがた〉