むがい‐つうこうけん【無害通航権】
外国船舶が、沿岸国の平和・秩序・安全を害さないかぎり、その国の領海を自由に通航できる権利。潜水艦の潜航は含まれない。→通過通航権
むがくめん‐かぶ【無額面株】
株券に額面金額が記載されていない株式。発行価額を自由に決めることができる。無額面株式。→額面株
むき‐けい【無期刑】
終身拘禁を内容とする自由刑。無期懲役と無期禁錮の2種がある。10年を経過すると仮出獄を許されることがある。終身刑。⇔有期刑。
む‐じゅうりょう【無重量】
人工衛星や自由落下する物体の内部などで、引力と慣性力が釣り合って、重さを感じなくなる現象。重力が働いていないように見えることから、無重力ともいう。→無重力
むじゅうりょう‐じょうたい【無重量状態】
物体の重さが感じられない状態。引力と遠心力が釣り合っている宇宙船や自由落下している空間の内部などでみられ、物体が空中に浮いた状態で静止する。重力が働いていないように見えることから、無重力状態ともいう。
むていけい‐たんか【無定型短歌】
定型によらない短歌。自由律の短歌。
むらやま‐トラウマ【村山トラウマ】
平成6年(1994)、日本社会党委員長村山富市が連立政権の首相に就任した際、政策協調のため、独断的に同党の政策を転換させたことなどから、求心力を失い、解党への道をたどったこと。 [補説]自由民主...
むりし‐こくさい【無利子国債】
自由民主党が平成21年(2009)3月に提言した景気対策の一。利子が付かないかわりに額面分に相続税がかからない特典付きの国債。富裕な高齢者が保有する金融資産を流動化させることで、経済活性化をはか...
めいじ‐じょがっこう【明治女学校】
明治18年(1885)木村熊二によって創立された私立の女学校。第2代校長巌本善治のキリスト教精神に基づく自由主義的な教育が行われ、羽仁もと子・相馬黒光・野上弥生子らを輩出した。同41年廃校。
めいじはんしんでん【明治叛臣伝】
田岡嶺雲による明治維新期の史伝。福島事件・加波山事件・名古屋事件など、急進的な自由党員による武装蜂起事件を扱う。明治42年(1909)刊行。