ちょう‐がた【蝶形】
1 蝶が翅(はね)を開いた形。「—に結ぶ」 2 「蝶花形(ちょうはながた)」に同じ。
ちょうがた‐べん【蝶形弁】
管路内に設けられた円板状の弁。回転することによって管路の流量を調節し、圧力を下げるのに用いる。絞り弁。バタフライバルブ。
ちょう‐けい【蝶形】
蝶のような形。ちょうがた。「—花」
ちょうけい‐か【蝶形花】
左右相称で蝶に似た形の花。ハギ・フジ・エンドウなど。
ちょうけい‐こつ【蝶形骨】
頭蓋底(とうがいてい)の中央にあり、眼窩(がんか)の後壁をなす、蝶の形をした骨。楔状骨(けつじょうこつ)。胡蝶骨(こちょうこつ)。
ちょうけいこつ‐しょうよく【蝶形骨小翼】
蝶形骨にある3対の突起の一つ。蝶形骨体の前部から左右に、翼のように突出している、三角形の部分。小翼。
ちょうけいこつ‐たい【蝶形骨体】
蝶形骨の中央部に位置する立方体をなす骨部。ここから左右に3対の突起(大翼・小翼・翼状突起)が突き出している。
ちょうけいこつ‐だいよく【蝶形骨大翼】
蝶形骨にある3対の突起の一つ。蝶形骨体の後部外側から左右に翼のように広がっている。大翼。
ちょうけいこつ‐どう【蝶形骨洞】
蝶形骨の中央部に位置する蝶形骨体の内部にある空洞。隔壁(蝶形骨洞中隔)によって左右に仕切られている。副鼻腔(ふくびくう)の一つで、鼻の奥の深部にある。
ちょうけいこつどう‐ちゅうかく【蝶形骨洞中隔】
副鼻腔(ふくびくう)の一つである蝶形骨洞を左右に仕切る隔壁。