クレクリンゲン【Creglingen】
ドイツ中南部、バーデン‐ビュルテンベルク州の町。ドイツの彫刻家、ティルマン=リーメンシュナイダーの最高傑作、「聖母マリアの昇天」の祭壇で知られるヘルゴット教会がある。ロマンチック街道沿いの町の一。
グロースグロックナー‐さんがくどうろ【グロースグロックナー山岳道路】
《Großglockner Hochalpenstraße》オーストリア南部、アルプス東部のホーエタウエルン山脈の中央部、グロースグロックナー山の東側を通る山岳道路。氷河や雪渓などの雄大な山岳景...
こうしゅういさわのあかつき【甲州伊沢暁】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品。当初企画された36作に追加して摺られた10作のひとつ。甲州街道の石和(いさわ)宿の早朝風景と、朝焼けの空に黒々とそびえる富士山を描く。→裏富士
こうしゅう‐かいどう【甲州街道】
江戸時代の五街道の一。江戸の日本橋から内藤新宿(新宿の古称)を経て甲府に至り、さらに下諏訪(しもすわ)で中山道と合する。現在の国道20号にあたる。甲州道中。
こうふ【甲府】
山梨県中央部の市。県庁所在地。戦国時代に武田信玄の城下町として発達、また甲州街道最大の宿場町として栄え、のち江戸幕府の直轄領となった。昭和初期までは養蚕・製糸で知られた。ワイン・水晶細工などを産...
こ‐えき【古駅/故駅】
昔の街道筋にあった宿場。ふるくからの宿駅。「—蕭々たる面影を残す小田原の街を過ぎて」〈荷風・地獄の花〉
こおりやま【郡山】
福島県中部の商工業都市。奥州街道の宿場町として発達し、交通の要地。同県の経済の中心。人口33.9万(2010)。
こが【古河】
茨城県西端の市。室町時代、古河公方(くぼう)が根拠とした地。江戸時代は小笠原・土井氏らの城下町、日光街道の宿場町。現在は電気機器・機械などの工業が発達。平成17年(2005)9月に総和町・三和町...
こしがや【越谷】
埼玉県南東部の市。奥州街道の宿場町として発達。宮内庁のカモの猟場がある。シラコバトの生息地。近年、水田地帯の住宅地化が進む。人口32.6万(2010)。
コニンブリガ【Conímbriga】
ポルトガル中西部の都市コインブラの南郊にある古代ローマ時代の都市遺跡。イベリア半島最大級のものとして知られる。浴場や街道、保存状態の良いモザイクの床が残る館などがある。