かちん【褐】
《「かち」の音変化》「かち(褐)1」に同じ。「—の直垂(ひたたれ)に小桜を黄に返したる鎧(よろひ)着て」〈保元・上〉
かっ‐しょく【褐色】
黒みがかった茶色。
かっしょく‐うん【褐色雲】
化石燃料の燃焼などによる人為起源の大気汚染物質と、砂漠化による砂塵からなるエーロゾル。日照量の減少や呼吸器疾患の増加を引き起こすとされ、特に東アジア、南アジア、東南アジアの大都市において頻発して...
かっしょくかん‐しけん【褐色環試験】
⇒褐輪反応
かっしょくかん‐はんのう【褐色環反応】
⇒褐輪反応
かっしょく‐しぼうさいぼう【褐色脂肪細胞】
⇒褐色脂肪組織
かっしょく‐しぼうそしき【褐色脂肪組織】
脂肪細胞の種類の一。白色脂肪組織から遊離した脂肪酸を取り込んでエネルギーを燃焼させ熱を生産する。首・肩甲骨の周囲などに少量存在する。乳幼児に比較的多く、成長とともに減少する。多胞性脂肪細胞。褐色...
かっしょく‐しょくぶつ【褐色植物】
「褐藻」に同じ。
かっしょく‐しんりんど【褐色森林土】
温帯湿潤気候下の落葉広葉樹林帯に分布する褐色の土壌。表層は腐植を含んで黒褐色、下層は酸化鉄により褐色を示す。褐色土。
かっしょく‐ふきゅうきん【褐色腐朽菌】
木材腐朽菌の一種。木材に含まれるセルロースやヘミセルロースを選択的に分解する能力をもつ。名称は分解後に木材の褐色成分であるリグニンが残留し、褐色に変色することに由来する。サルノコシカケなどの担子...