かくだゆう‐ぶし【角太夫節】
古浄瑠璃の一派。寛文(1661〜1673)のころ、京都で山本角太夫(のちに土佐掾(とさのじょう))が創始。この派から文弥節(ぶんやぶし)が生まれた。土佐節。
かく‐ちく【角逐】
[名](スル)《「角」はあらそう、「逐」はおいはらう意》互いに争うこと。せりあい。「業界での—」「二つか三つの昇降機がほとんど並んで相—しながら動いている」〈寅彦・蒸発皿〉
かく‐ちゅう【角柱】
1 二つの合同な多角形が平行し、他の面がすべて平行四辺形である多面体。角壔(かくとう)。 2 四角い柱。かくばしら。
かく‐ちょっけい【角直径】
⇒視直径
かく‐つう【角通】
《「すもう」を「角力」とも書くところから》相撲や相撲界の情報に詳しい人。相撲通。
かく‐つば【角鍔】
刀のつばで、角形のもの。
かく‐づと【角髱】
江戸時代に御殿女中などの間に行われた髪の結い方で、髪のたぼを角形にしたもの。
かく‐づめ【角爪】
琴爪(ことづめ)の一種で、先端が角形で長方形のもの。生田(いくた)流で用いる。
かく‐てい【角觝】
[名](スル)《「角」はあらそう、「觝」はふれる意》力比べや相撲をすること。転じて、優劣を争うこと。「演劇を観、—を楽む者と雖も」〈秋水・社会主義神髄〉
かく‐とう【角壔】
⇒角柱1