ごんくろうたびにっき【権九郎旅日記】
田岡典夫の時代小説。昭和24年(1949)から昭和26年(1951)にかけて「講談倶楽部」誌に連載。単行本は昭和27年(1952)刊行。映画化もされている。
さいきゅうき【西宮記】
平安時代の有職故実書。源高明著。村上天皇のころの公事(くじ)や朝儀、臨時の儀式、作法・装束・制度などについて漢文で解説。西宮日記。西宮抄。さいぐうき。せいきゅうき。
さいぐうき【西宮記】
⇒さいきゅうき
せいきゅうき【西宮記】
⇒さいきゅうき(西宮記)
さいこうにっき【細香日記】
南条範夫の長編小説。江馬細香の生涯を描く。昭和56年(1981)刊行。翌昭和57年(1982)、第16回吉川英治文学賞を受賞。
さいじ‐き【歳時記】
1 1年のおりおりの自然・人事などを記した書物。歳事記。 2 俳句の季語を集めて分類・整理し、解説や例句を載せた書物。俳諧歳時記。季寄せ。
さいゆうき【西遊記】
中国、明代の長編小説。四大奇書の一。100回。呉承恩(ごしょうおん)の作といわれる。唐の玄奘(げんじょう)三蔵が、孫悟空・猪八戒(ちょはっかい)・沙悟浄(さごじょう)を供に、さまざまの苦難にあ...
さがにっき【嵯峨日記】
松尾芭蕉の日記。1巻。宝暦3年(1753)刊。元禄4年(1691)4月18日から5月4日まで京都嵯峨の去来の落柿舎(らくししゃ)に滞在した間の句文を収録。
さ‐き【左記】
縦書きの文書で、文章の左の方すなわち次に続く部分に書いてあること。また、その内容。「入賞者は—のとおりです」
さくていき【作庭記】
鎌倉時代の造園書。1巻。著者・成立年とも未詳。寝殿造りの建物に付属する庭園のつくり方を述べた、日本最初の造園書。