のり‐もの【賭物】
勝負事にかける金品。かけもの。「仲忠と碁あそばす。何を—に賭けむ」〈宇津保・内侍督〉
のり‐ゆみ【賭弓/賭射】
1 賞品をかけて弓を射ること。「—にも宮上らせ給ふ。…賭け物は中宮せさせ給ふ」〈栄花・歌合〉 2 平安時代の宮廷年中行事の一。射礼(じゃらい)の翌日、一般に正月18日、左右の近衛府(このえふ)・...
のりゆみ‐の‐かえりあるじ【賭弓の還饗】
賭弓のあと、勝者の大将が配下の射手を招いて催した宴。賭弓の還立(かえりだち)。
のりゆみ‐の‐かえりだち【賭弓の還立】
「賭弓の還饗(かえりあるじ)」に同じ。
の・る【賭る】
[動ラ四]品物を賭(か)けて勝負を競う。賭ける。「春駒の—・るをくるしと思ふにや」〈続詞花・戯咲・詞書〉