さか‐べ【酒部】
1 大化前代、酒の醸造を担当した部民(べみん)。 2 律令制で、宮内省の造酒司(みきのつかさ)に属した伴部(ともべ)。宮中の節会(せちえ)など公用に用いる酒の醸造を担当した。
さかほがい【酒ほがひ】
吉井勇の第1歌集。明治43年(1910)刊行。
さか‐ほがい【酒祝ひ/酒寿ひ】
《古くは「さかほかい」》酒宴をして祝うこと。「皇太后觴(みさかづき)をささげて太子に—し給ひて」〈神功紀〉
さか‐ぼうき【酒箒】
「酒林(さかばやし)1」に同じ。
さか‐ます【酒枡】
酒などを量るのに使う柄のついた枡。
さか‐まんじゅう【酒饅頭】
小麦粉の生地に酒を入れて作った皮であんを包んで蒸した饅頭。《季 冬》
さか‐みず・く【酒水漬く】
[動カ四]酒にひたる。酒宴を催す。「—・き栄ゆる今日のあやに貴さ」〈万・四二五四〉
さか‐みせ【酒店】
酒を売る店。さかや。さかだな。
さか‐むし【酒蒸(し)】
魚介類に酒と塩を振りかけて蒸した料理。
さか‐むろ【酒室】
酒をつくるのに使う建物。