し‐じゅん【至純/至醇】
[名・形動]まったくまじりけのないこと。この上なく純粋なこと。また、そのさま。「—な(の)愛」 [派生]しじゅんさ[名]
じゅん【醇】
[名・形動] 1 まじりけのない濃厚な酒。 2 まじりけのないこと。また、そのさま。純粋。「—なる詩境に入らしむるのは」〈漱石・草枕〉
じゅん【醇】
[人名用漢字] [音]ジュン(呉) 1 薄めていない、よく熟した酒。「醇酒/芳醇」 2 まじりけがない。「醇乎(じゅんこ)」 3 人情に厚い。手厚い。「醇厚・醇風」 [名のり]あつ・あつし
のう‐じゅん【濃醇】
日本酒の味わいや口当たりが、深くしっかりとしてこくがあること。糖度と酸味の高いものにいう。→淡麗
ほう‐じゅん【芳醇/芳純】
[名・形動]香りが高く味のよいこと。また、そのさま。多く、酒にいう。「—な銘酒」 [派生]ほうじゅんさ[名]