いしかり‐へいや【石狩平野】
北海道中西部、石狩川下流の平野。道内第一の農牧地。中心都市は札幌。
いずみさの【泉佐野】
大阪府南西部の市。平安時代から紀州街道の宿場町・港町として発展。綿織物業、特にタオルの生産が盛ん。人口10.1万(2010)。
いずも‐へいや【出雲平野】
島根県北東部、宍道(しんじ)湖の西にある沖積平野。斐伊(ひい)川・神戸(かんど)川の下流を占める。簸川(ひのかわ)平野。
いせ‐へいや【伊勢平野】
三重県東部、伊勢湾に面する南北に細長い平野。
いちきくしきの【いちき串木野】
鹿児島県西部の市。遠洋漁業の基地。北郊に金・銀を産する串木野鉱山がある。平成17年(2005)10月に串木野市・市来(いちき)町が合併して成立。人口3.1万(2010)。
いちはらの【市原野】
歌舞伎舞踊。富本節。3世桜田治助作詞、名見崎徳治作曲。本名題「当稲俄姿画(わせおくてにわかのすがたえ)」。文久3年(1863)江戸守田座で初演。洛外市原野で源頼光・袴垂保輔(はかまだれやすすけ)...
いなの【猪名野】
兵庫県伊丹市から尼崎市にかけての猪名川沿いの地域。古来、名勝の地で、笹の名所。[歌枕]「しなが鳥—を来れば有間山夕霧立ちぬ宿りはなくて」〈万・一一四〇〉
いなび‐の【稲日野】
「印南野(いなみの)」に同じ。[歌枕]「—も行き過ぎかてに思へれば心恋しき加古(かこ)の島見ゆ」〈万・二五三〉
いなみ‐の【印南野】
兵庫県南部の加古川・明石川二流域にまたがる野。溜め池が多いことで有名。[歌枕]「—は行き過ぎぬらし天伝ふ日笠の浦に波立てり見ゆ」〈万・一一七八〉
いまくまの【今熊野】
《「いまぐまの」とも》京都市東山区の地名。