かなぐちのまきタバコ【金口の巻煙草】
大下宇陀児の短編探偵小説。大正14年(1925)「新青年」誌に掲載された著者のデビュー作。
かね‐くにゅう【金口入/銀口入】
金銭の貸し借りの世話をすること。また、その人。「わづかの—よりめきめきと大金を出かし」〈浮・母親容気・二〉
きん‐く【金口】
⇒こんく(金口)
きん‐ぐち【金口】
1 吸い口に金紙を巻いた巻きタバコ。 2 火皿と吸い口が金製のキセル。
きん‐こう【金口】
1 雄弁で、りっぱな意見を言う人の口。また、りっぱな言葉。 2 器物の口の部分が金属になっているもの。 3 ⇒こんく(金口)
きんこう‐もくぜつ【金口木舌】
《「論語集注」八佾(はちいつ)から》言論によって社会の人々を指導する人物。木鐸(ぼくたく)。
こん‐く【金口】
1 仏語。釈迦(しゃか)の口を尊んでいう語。転じて、釈迦の説法。きんく。きんこう。 2 非常に尊い言葉。金科玉条。
こんく‐じきせつ【金口直説】
釈迦の口から直接に説かれた教え。