かいおれ‐くぎ【掻い折れ釘】
断面が四角く、頭部が鉤(かぎ)の手に少し曲がっている大きな釘。和船などに使用。
かくし‐くぎ【隠し釘】
外から見えないように打った釘。忍び釘。
かざり‐くぎ【飾り釘】
装飾として、または装飾をかねて打つ釘。太鼓の革をとめる鋲(びょう)の類。
かな‐くぎ【金釘】
1 金属で作った釘。 2 「金釘流」の略。
かにめ‐くぎ【蟹目釘】
カニの目状に、頭部が半球形になった鋲釘(びょうくぎ)。板戸などに用いる。
かわら‐くぎ【瓦釘】
屋根瓦がすべり落ちるのを防ぐために打つ釘。
き‐くぎ【木釘】
木製の釘。木細工などに用いる。
きり‐くぎ【切り釘】
「合い釘」に同じ。
くぎ【釘】
一端をとがらせた金属や竹・木などの細い棒。打ち込んで物と物とを接合・固定したり、物を掛けたりするのに用いる。「—を打つ」「—を抜く」
こう‐てい【鉸釘】
リベットのこと。