えんか‐クロム【塩化クロム】
1 塩化クロム(Ⅱ)。白熱した金属クロムに塩化水素を通じて得られる無色の針状結晶。水に溶かして得られる六水和物は、青色の結晶。化学式CrCl2 塩化第一クロム。 2 塩化クロム(Ⅲ)。金属クロム...
えんか‐コバルト【塩化コバルト】
コバルトの微細粉末を塩素中で熱して得られる青色の結晶。水に溶けると淡紅色になる。あぶり出しや湿度指示薬などに使用。化学式CoCl2
えんき‐せい【塩基性】
塩基としての性質を示すこと。水溶液では水素イオン指数(pH)が7より大きいときをいい、酸を中和し、赤色リトマスを青変させる。ふつうアルカリ性と同義。⇔酸性。
えんきせい‐たんさんどう【塩基性炭酸銅】
炭酸銅の塩基性塩。銅製品などの表面に生じる緑青(ろくしょう)の主成分。孔雀(くじゃく)石、または藍銅(らんどう)鉱として産する。
えんざん【塩山】
山梨県甲州市の地名。旧市名。青梅街道の旧宿場町で、甲州ブドウ・モモの産地。恵林寺(えりんじ)・向嶽寺(こうがくじ)がある。平成17年(2005)勝沼町・大和村と合併して甲州市となった。→甲州
えんざん‐の‐まゆ【遠山の眉】
遠山の色のようにうっすらと青いまゆ。美人のまゆをたとえていう。
エンジョイ【enjoy】
[名](スル)十分に楽しむこと。享楽すること。「青春を—する」
えん‐じょう【艶情】
1 男女の情事に関する感情。色情。「青楼の—を究めんと」〈魯文・安愚楽鍋〉 2 女性のもっている、なまめかしい風情。
えんじろう【艶二郎】
《黄表紙「江戸生艶気樺焼(えどうまれうわきのかばやき)」の主人公の名から》自称好男子。うぬぼれや。「—は青楼の通り句なり」〈洒・通言総籬〉
えんつう‐じ【円通寺】
青森県むつ市新町にある曹洞宗の寺。山号は吉祥山。開創は大永2年(1522)、開山は宏智聚覚(こうちじゅがく)。恐山として有名。大祭は7月20〜24日。→恐山