しずこころ‐な・し【静心無し】
[形ク]心が落ち着かない。「ひさかたの光のどけき春の日に—・く花の散るらむ」〈古今・春下〉
しず‐しず【静静】
[副]動作などが、静かにゆっくりと行われるさま。「—と祭壇の前に進み出る」
しず‐だい【静大】
「静岡大学」の略称。
しず‐の‐いわや【静之窟】
島根県大田市の海岸にある海食洞。奥行約45メートル、高さ約13メートル。大国主命(おおくにぬしのみこと)と少彦名神(すくなびこなのかみ)が国造りの策を練った地という伝承がある。
しずまり‐かえ・る【静まり返る】
[動ラ五(四)]すっかり静かになる。「場内が水を打ったように—・る」
しずま・る【静まる/鎮まる】
[動ラ五(四)] 1 物音がやんで静かになる。「会場が—・る」 2 勢力が衰える。威力がなくなる。「火事が—・る」「嵐が—・る」 3 騒動や混乱がなくなる。平穏になる。「動乱が—・る」 4 気持...
しず・む【静む/鎮む】
[動マ下二]「しず(静・鎮)める」の文語形。
しず・める【静める/鎮める】
[動マ下一][文]しづ・む[マ下二]《「沈める」と同語源》 1 物音や声を小さくさせる。静かにさせる。「場内を—・める」「鳴りを—・める」 2 勢いをそぐ。「火事を—・める」「波を—・める」 3...
しず‐やか【静やか】
[形動][文][ナリ]もの静かであるさま。落ち着いた感じのするさま。「水枝が居た時よりもなお一層清らかに—に、そして安らかに楽しく見えた」〈素木しづ・松葉杖をつく女〉
じょう【成/盛/静】
〈成〉⇒せい 〈盛〉⇒せい 〈静〉⇒せい