はな‐わ【鼻輪】
牛の鼻に通す輪。はながい。
鼻(はな)を明(あ)か・す
出し抜いてあっと言わせる。「仲間の—・してやりたい」
鼻(はな)を打(う)・つ
強いにおいが鼻を刺激する。鼻を突く。「消毒臭が—・つ」
鼻(はな)を折(お)・る
おごる心をくじく。得意がっている者をへこませて、恥をかかせる。「高慢ちきの—・る」
鼻(はな)を欠(か)・く
ひどく損をする。多くのものを失う。「信頼は一日の軍に—・きけれ」〈古活字本平治・中〉
鼻(はな)を刺(さ)・す
においが強く鼻を刺激する。鼻を突く。「悪臭が—・す」
鼻(はな)を高(たか)く◦する
得意になる。面目を施す。「この点数なら—◦していられる」
鼻(はな)を突(つ)き合(あ)わ・せる
非常に近く寄り合う。また、狭い場所に一緒にいる。「毎日—・せている同僚」
鼻(はな)を突(つ)・く
1 においが強く鼻を刺激する。「つんと—・く異臭」 2 主人から勘当される。「御供に仕うまつりたりし人々は、皆鼻突き放たれぬ」〈宇津保・俊蔭〉
鼻(はな)を摘(つま)まれても分(わ)から◦ない
真っ暗で何も見えないさまにいう言葉。