むげん‐のう【夢幻能】
能で、主人公(シテ)が、神・霊・精など超自然的存在のもの。全体がワキの見た夢か幻であるという構成になっているところからいう。→現在能
もっ‐こう【木瓜】
紋所の名。鳥の巣が卵を包んでいるように見える図柄。また、ウリを輪切りにした形を図案化したものともいう。すだれの帽額(もこう)に多く用いたところからいい、「木瓜」と当てて書いた。窠紋(かもん)。もこう。
ミングォン【Mingun】
ミャンマー中部の町。マンダレーからイラワジ川の上流をさかのぼって約10キロメートルに位置する。18世紀末、コンバウン朝時代に建てられた巨大な仏塔ミングォンパゴダと、須弥山を模した仏塔シンピューメ...
みろく‐ぶつ【弥勒仏】
弥勒菩薩のこと。仏となることが確定しているところからいう。
むき‐えんき【無期延期】
物事の実施を、予定した時期からいつと定めずに先に延ばすこと。
むけんちょう‐そう【無見頂相】
仏語。仏の三十二相の一。仏の頭頂部にある肉髻(にくけい)。だれも見ることのできないところからいう。無見頂。
むぎわら‐とんぼ【麦藁蜻蛉】
シオカラトンボの雌。腹部が麦藁の色に似るところからいう。
もさ‐ことば【もさ言葉】
近世の関東方言のこと。文末に間投助詞の「もさ」を付けたところからいう。江戸で奴(やっこ)ことばとしても使われた。
もて‐なし【もて成し】
1 客への対応のしかた。待遇。「手厚い—を受ける」 2 食事や茶菓のごちそう。饗応。「茶菓の—を受ける」 3 身に備わったものごし。身のこなし。「いとわろかりしかたちざまなれど、—に隠されて口惜...
ゆず‐こしょう【柚胡椒】
九州特産の調味料の一。唐辛子・ユズの皮をすりつぶしてペースト状にし、塩を加えたもの。九州の一部の地域では、唐辛子を「胡椒」と呼ぶことからいう。