てんじゅ‐こく【天寿国】
極楽のことという。聖徳太子が死後に行った国と伝えられる。无寿国(むじゅこく)の読み誤りによってできた語ともいわれる。
にん‐ごく【任国】
《「にんこく」とも》 1 大使・公使・領事として赴任する国。 2 国司として任命された国。「我が—にゐて行きて」〈今昔・二七・二四〉
ね‐じろ【根白】
流水に洗われるなどして草木の根の白いこと。「木鍬(こくは)持ち打ちし大根(おほね)—の白腕(しろただむき)」〈記・下・歌謡〉
ねい‐かん【佞奸/佞姦】
[名・形動]口先巧みに従順を装いながら、心の中は悪がしこくねじけていること。また、そのさまや、その人。「—な(の)輩」
ネット‐ストーカー【net stalker】
ストーカーの一種。電子メールやBBS(電子掲示板)など、主にインターネットを利用して一方的に関心を抱いた相手にしつこくつきまとう人物。サイバーストーカー。
にほんこうき【日本後紀】
平安前期の歴史書。六国史(りっこくし)の一。40巻。藤原緒嗣らの編。承和7年(840)成立。桓武天皇の延暦11年(792)から淳和天皇の天長10年(833)までの国史を漢文の編年体で記したもの。
ねほり‐はほり【根掘り葉掘り】
[副]《「葉掘り」は「根掘り」に語調を合わせたもの》徹底的に。しつこくこまごまと。「わけを—尋ねる」
ねっとり
[副](スル) 1 とろりとしてねばりけのあるさま。また、ねばねばするさま。「—(と)した舌ざわり」 2 口調や態度などがしつこく感じられるさま。「—(と)した物言い」
にほんしょき【日本書紀】
奈良時代の歴史書。最初の勅撰正史。六国史(りっこくし)の第一。30巻。舎人(とねり)親王らの編。養老4年(720)成立。資料として、帝紀・旧辞のほか寺院の縁起、諸家の記録、中国・朝鮮の史料などを...
にほんきりゃく【日本紀略】
平安後期の歴史書。34巻。編者・成立年未詳。神代から後一条天皇までの歴史を漢文の編年体で記したもの。神代は日本書紀、神武天皇から光孝天皇までは六国史(りっこくし)よりの抄録、以降は各種の日記・記...