ぐ‐そく【愚息】
自分の息子をへりくだっていう語。豚児(とんじ)。
ぐ‐ぞん【愚存】
自分の考えをへりくだっていう語。愚意。愚考。「—にかなふ所也」〈十問最秘抄〉
くち‐ふさぎ【口塞ぎ】
1 「口止め1」に同じ。「せめて一円歟二円もありゃア、一寸—をする訳だが」〈逍遥・当世書生気質〉 2 客に供する料理をへりくだっていう語。くちよごし。「お—に召し上がれ」
ぐ‐ふ【愚夫】
おろかな男。無知な夫。また、自分の夫をへりくだっていう語。
ぐ‐ふ【愚婦】
おろかな女。また、自分の妻をへりくだっていう語。
ぐ‐そう【愚草】
自分の原稿をへりくだっていう語。「拾遺—」
けい‐しょう【啓請】
法会で、読経に先だってその趣旨を申し述べ、仏・菩薩(ぼさつ)を招くこと。
けい‐さい【荊妻】
自分の妻をへりくだっていう語。愚妻。「あれはね私の妻子ですんだ。—と豚児共ですよ」〈有島・或る女〉 [補説]後漢の梁鴻(りょうこう)の妻孟光(もうこう)が荊(いばら)のかんざしを挿したという皇甫...
げ‐かん【下官】
1 下級の官職。下級の官吏。 2 役人が、自分のことをへりくだっていう語。卑官。「—退出」〈小右記・寛仁元年八月廿七日〉
ぐ‐ろん【愚論】
1 愚かな議論。とるに足らない論議。 2 自分の議論や論説をへりくだっていう語。