と‐あみ【投網】
円錐形の袋状の網のすそにおもりを付けたものを、魚のいる水面に投げ広げ、かぶせて引き上げる漁法。また、その網。川など浅い所で行われる。うちあみ。なげあみ。唐網(とうあみ)。「—を打つ」《季 夏》
とうざい‐とうざい【東西東西】
[感]《もと相撲で、東から西までおしずまりなさい、という意で言い始めたという》興行物などで口上を述べるときに、また、ざわめきをしずめるときなどに言う語。東西。とざいとうざい。
とうさん‐どう【東山道】
五畿七道の一。東海道と北陸道に挟まれた地帯で、現在の、中部・関東・東北の山地を中心とする地域。近江(おうみ)・美濃・飛騨・信濃・上野(こうずけ)・下野(しもつけ)・出羽・陸奥(むつ)の8か国。明...
とおら・う【撓らふ】
[動ハ四]揺れ動く。たゆとう。「釣舟の—・ふ見れば古(いにしへ)のことそ思ほゆる」〈万・一七四〇〉
とうはち【藤八】
1 「藤八五文薬(とうはちごもんぐすり)」の略。 2 「藤八拳」の略。
とうばり【賜り】
《動詞「とうば(賜)る」の連用形から》特別の恩顧によって、位階・官職・禄などをいただくこと。また、いただくもの。「右近中将になりて、御—の加階などをさへ」〈源・匂宮〉
とう‐はい【答拝】
先方の拝礼に答えて拝礼すること。また、その拝礼。とうのはい。たっぱい。
とう‐はん【盗犯】
窃盗(せっとう)・強盗の犯罪。
とうば・る【似る】
[動ラ四]《「賜(とうば)る」と同語源》貴人の容貌を受けて、その人に似る。「かほすがた天皇に—・れり」〈雄略紀〉
とう‐ひゃく【当百】
《「とうびゃく」とも》「当百銭」の略。