ひめ‐つるそば【姫蔓蕎麦】
タデ科の多年草。匍匐茎(ほふくけい)を伸ばして繁殖する。初夏から秋にかけ、球状に密集した薄桃色の小花をつける。ヒマラヤの原産。ポリゴナム。
ひのくま‐がわ【檜隈川】
奈良県高市郡明日香村檜前(ひのくま)の付近を流れる川。高取川。[歌枕]「ささのくま—に駒とめてしばし水かへ影をだに見む」〈古今・神遊びの歌〉
ひひ‐め・く
[動カ四]ぴいぴいと鳴く。「鵼(ぬえ)…虚空にしばし—・いたり」〈平家・四〉
ひな‐ぎく【雛菊】
キク科の多年草。群生し、葉はへら形。春、高さ約10センチの花茎を伸ばし、淡紅・紫紅・白色などの頭状花を開き、秋ごろまで咲く。ヨーロッパ西部の原産で、観賞用。延命菊。延齢客(えんれいかく)。デージ...
ひと‐もの【一物】
[副]いっぱい。一面に。「内供が顔にも、童の顔にも、粥(かゆ)とばしりて—かかりぬ」〈宇治拾遺・二〉
ヒドラ【Hydra】
ギリシャ神話で、九つの頭を持った海蛇。ヘラクレスに退治される。ヒュドラ。 冥王星の第3衛星。名はに由来。2005年にハッブル宇宙望遠鏡で発見された。直径は40〜50キロ。ヒュドラ。 ...
ま‐しょ【魔所/魔処】
1 魔物が住むと考えられた所。山城の鞍馬(くらま)の僧正谷、大和の大峰などが有名。 2 災害や凶事などがしばしば起こる場所。
また‐わり【股割(り)】
相撲の稽古の一つで、股関節の柔軟性をつける運動。ひざを伸ばしたまま尻を地面につけ、両足を大きく開いて、上半身を前に倒すもの。 [補説]他のスポーツでの練習や、ストレッチなどにも取り入れられている。
はは‐とじ【母刀自】
母を敬っていう語。母刀自(おもとじ)。→刀自「真木柱(まけばしら)ほめて造れる殿のごといませ—面(おめ)変はりせず」〈万・四三四二〉
よろこび‐なき【喜び泣き】
あまりの喜ばしさに泣くこと。うれし泣き。「さしつどひてみな—どもせられけり」〈平家・一一〉